美顔器はシミ取りに効果的?シミの原因や対策も紹介!

美顔器はシミ取りに効果的?シミの原因や対策も紹介!

シミ対策に美顔器を使いたいものの、効果があるのか気になる方は多いでしょう。美顔器の種類によっては、シミにアプローチできる機能が搭載されているため、効果が期待できると言えます。

この記事では、そもそもシミとは何かという基本情報から、代表的な4種類のシミ、シミ対策の方法、シミ取り効果を期待できる美顔器の種類までを詳しく解説します。シミが気になり、美顔器を使ってみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

1. シミとは?代表的な4種類を紹介

シミとは肌にメラニン色素が沈着した状態のことです。シミにはいくつかの種類があり、日光を浴び続けることで発生する「日光黒子」がもっとも一般的に知られていますが、他にも「そばかす」「炎症後色素沈着」「肝斑」などの種類があります。

ここでは、代表的な4種類のシミについて解説します。

 

1-1. 日光黒子

日光黒子とは加齢により発症するシミのことです。紫外線が主な原因で、顔以外にも手や背中、前腕、上背などの衣服から露出する部分にできることがあります。個人差はありますが20代から30代ででき始め、年齢とともに数が増えたり色が濃くなったりします。色は淡褐色~濃褐色となることが多い傾向です。

最初は平らで境界が比較的はっきりしていますが、加齢とともに徐々に盛り上がってきます。日光黒子は性別に関係なく発生します。

 

1-2. そばかす

そばかすは早い方では3歳程度から発症します。直径数ミリ以下の丸い小さなシミが頬や鼻の周りにいくつもできるのが特徴です。色は一般的なシミと比べて明るい黄褐色となるケースが多いです。原因は遺伝と関連があると言われています。しかし、紫外線の刺激から肌を守るために細胞内酵素であるチロシナーゼが活性化し、チロシンがメラニン色素へと変化してそばかすができるので、紫外線をカバーすることも大切です。

そばかすができやすい年代は思春期である10代から20代ですが、40歳前後まで発生する可能性が続きます。

 

1-3. 炎症後色素沈着

炎症後色素沈着とは、炎症が引き金となって色素沈着してしまったシミのことです。原因となる炎症はニキビややけど、化粧品かぶれや虫刺されなど、さまざまです。

炎症によるダメージを回復させるために肌は新しい細胞を積極的に作りますが、肌細胞を作る際に表皮層のメラニン色素生成細胞が刺激を受けて、メラニンを過剰に生成してしまうことがあります。時間とともに徐々に薄くなりますが、過剰生成されたメラニンが肌内部にとどまるとシミとなってしまいます。

 

1-4. 肝斑

肝斑は女性特有のシミです。頬骨のあたりを中心に左右対称にできるのが特徴です。原因は女性ホルモンのバランスではないかと言われていますが、紫外線の刺激によって悪化します。他に肝斑の悪化の原因としては、ストレスによるホルモンバランスの乱れや摩擦による刺激です。妊娠や経口避妊薬の使用が肝斑の発症の引き金となったり、症状を悪化させたりする特徴があります。

肝斑ができやすいのは30代から50代くらいまでの女性です。閉経を迎えると次第に薄くなると言われています。

 

2. シミ対策の方法3選

シミがあると、途端に老けた印象を与えてしまいます。いつまでも若々しい肌でいたい方のために、シミ対策の方法をご紹介します。シミの原因の多くは紫外線です。しかし、他にも気を付けるべきポイントがあります。

シミの原因を正しく理解し、日頃からしっかりと対策をすることが大切です。

 

2-1. 紫外線対策を行う

シミやそばかすの元となる黒色メラニンが増える原因は紫外線であることがほとんどです。紫外線を防ぐには日焼け止めクリームをきちんと塗るだけではなく、UVカットの衣服を着用したり、遮光率の高い日傘を使用したりすることも重要です。日焼け止めは汗などで流れてしまうのでこまめに塗り直すことを忘れないようにしましょう。

また、夏場だけでなく一年中使用すること、曇りの日にも油断せずに日焼け止めを塗ることも大切です。室内でも大きな窓のある部屋などで過ごす場合も、SPFの低い日焼け止めでよいので日焼け止めを使用しましょう。

 

2-2. スキンケアを怠らない

スキンケア、特に保湿を怠らないこともシミ対策に有効です。肌のターンオーバーを整え、過剰なメラニンの排出を促すことが期待できます。また、日焼けによるシミやそばかすを防いだり、薄くしたりすることを目的とした化粧品も市販されています。

市販の化粧品に含まれる、シミを和らげる栄養素としてビタミンCが挙げられます。ビタミンCには黒色メラニンの生成を抑えるとともに、酸化して濃くなった黒色メラニンを元に戻す作用も期待されます。

シミの元へビタミンCを届けると言われている「ビタミンC誘導体」や、その他の「アルブチン」「トラネキサム酸」「プラセンタエキス」なども注目しておきたい成分です。

 

2-3. 生活習慣を整える

肌のターンオーバーを整えるためには、規則正しい生活習慣がとても大切です。栄養バランスの整った食生活、十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。

また、喫煙はニコチンが体内のビタミンCを破壊してしまうためシミ対策に悪影響を与えると言われています。緑茶や紅茶、コーヒーなどカフェインの入った飲料も、黒色メラニンを拡散させ、シミを悪化させる可能性があります。カフェイン飲料は控え目にすることがおすすめです。

加えて、ホルモンバランスを整えることは肌のターンオーバーを正常に近付けるために重要です。ストレスや心労もホルモンバランスを乱す原因となるので、自分に合ったストレス発散方法を見つけておきましょう。

 

3. シミ取り効果が期待できる美顔器とは?

シミ取りにアプローチする家庭用の美容機器として美顔器が挙げられます。シミ用と銘打たれた美容液や化粧品を使った場合も、一度できてしまったシミを取ることは難しいことがほとんどです。なかなか改善しないシミに対して、手軽にケアをすることができる家庭用美顔器は人気です。

美顔器にも色々な種類がありそれぞれ期待される効果が異なります。シミを和らげる特徴のある美顔器として、次に紹介する「イオン導入タイプ」と「LEDタイプ」の2種類が挙げられます。

 

3-1. イオン導入タイプ

イオン導入タイプの美顔器は、皮膚に微弱な電流を流すことによって、美容成分を肌の奥にまで浸透させる美顔器です。超音波美顔器とは異なり、振動は起こりません。肌は幾層もの層があり、それぞれがプラスイオンやマイナスイオンを帯びることにより不純物が入らないように守っています。肌の微弱電流は通常、化粧水の浸透を防ぐ働きがあるものの、イオン導入タイプの美顔器を使えば肌表面のバリア機能を越えて、美容成分を肌の奥まで届けられます。

イオン導入美顔器を使用すれば、シミを和らげるビタミンC誘導体も肌の奥まで浸透させることができるでしょう。使用する美容成分によっては美肌ケアやリフトアップにもアプローチできます。

 

3-2. LEDタイプ

LEDタイプ美顔器は、LEDの特定の波長を発光する美顔器です。LEDには波長が異なる5つの色があり、シミにアプローチする「緑色」の光を発光させることもできます。緑色のLEDを照射することで、シミやニキビ痕、傷痕などの色素沈着を和らげられると言われています。

LED美顔器は使用方法を守れば肌への負担も少なく、副作用の心配も必要ありません。しかし、連日・長時間の使用は負担の蓄積となります。肌ケアのつもりが肌トラブルにつながる恐れもあるため、説明書に記載された使用方法を守りましょう。

 

まとめ

シミの多くは紫外線・加齢・ホルモンバランスの乱れなどが原因でできると言われており、日頃からの対策やケアが重要となります。特に紫外線への対策や、スキンケアはしっかりと行いましょう。また、美顔器をケアに取り入れる場合、シミ取り効果が期待できるイオン導入タイプやLEDタイプの機種を使用するのがおすすめです。

アーリーバードオンラインでは、イオン導入機能やLED機能を備えた美顔器も取り扱っています。デザイン性も高く使いやすい機種も多いため、ぜひ一度ご覧ください。

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