美顔器の使い方は?使うタイミングや種類別の使用法を解説

美顔器の使い方は?使うタイミングや種類別の使用法を解説

美顔器を使う際は、肌悩みに合った種類を選び、説明書通りの使い方をすることが大切です。使い方は種類によって異なるとはいえ、どのような頻度で、どのような使い方をすればよいか分からず、美顔器の購入をためらっている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、美顔器の基本的な使い方に加え、使用するタイミングや種類別の使い方について詳しく解説します。さまざまな種類の中から、自分に合った美顔器を選び、効果的に使用したいと考える方は、ぜひ参考にしてください。

 

1.美顔器の使い方の基本

美顔器には多くの種類があり、それぞれ使用方法や機能、期待できる効果が異なります。基本的には、製品に付属されている説明書の指示に従って操作しましょう。

美顔器を正しく、かつ効果的に使うためのポイントは以下の3点です。

  • 適切なタイミングで使用する
  • 使用頻度と使用時間を守る
  • 悩みに合った種類の美顔器を使用する

間違った使い方をすると、肌にダメージを与える可能性があるので、使用法には十分注意が必要です。また、1日に複数回使ったからといって美肌効果が倍増するわけではありません。美顔器の過剰な使用は、肌荒れやターンオーバーの乱れといった肌トラブルの原因に繋がるリスクもあるので使用頻度は必ず守りましょう。

使用頻度は美顔器の種類によって異なりますが、肌への負担を考慮して週に2回~3回に留めておくのが理想です。

 

2.美顔器を使うタイミング

手軽に使える美顔器ですが、「忙しくて時間がない」という方も多いでしょう。

短時間の使用でより高い効果を得るためには、適切なタイミングで使うことが非常に重要です。ここでは、1日の中で美顔器の効果をもっとも発揮しやすいタイミングと時間帯を紹介します。

 

2-1.洗顔後

洗顔後の肌は、メイク汚れや余計な皮脂が落とされているので清潔な状態です。血流やリンパの流れも促進されていることが多いため、洗顔後すぐに美顔器を使えば、化粧水や乳液などの化粧品に含まれる美容成分の浸透力がアップすると言われています。

特に朝の洗顔後に使用すれば、化粧のりが良くなるというメリットもあります。

 

2-2.入浴後

入浴後の肌も洗顔後と同様、メイク汚れや皮脂が落とされていて清潔な状態です。体も温まっており、血行や代謝も促進されるため、美容成分の浸透率が高まると言われています。

また、入浴にはストレス解消効果も期待できるため、温かいお湯に浸かるだけで、心身ともにリラックスできます。入浴プラス美顔器のスペシャルケアで、日頃の疲れやストレスも癒されるでしょう。

 

2-3.就寝前

朝の洗顔後や、入浴後の使用が難しいという方も、就寝前に使いましょう。

夜の22時から深夜2時までの間は、肌の再生がもっとも活発になると言われている時間帯です。「肌のゴールデンタイム」とも呼ばれており、肌再生を促す成長ホルモンが分泌されるとも言われています。就寝前に美顔器を使って美容成分をしっかり浸透させておくことで、翌朝の肌状態が良くなるでしょう。

ただし、肌再生を促す成長ホルモンは、睡眠の質や時間によって影響を受けるため、夜の22時から深夜2時までの間は、しっかりと睡眠を取ることが大切です。

 

3.【種類別】美顔器の使い方|原理や効果も

美顔器選びのポイントは、解決したい肌悩みや予算など、自分に合ったものを選ぶことです。また、機器によって肌へのアプローチの仕方や性能が異なるので、誤って肌を傷つけてしまわないよう、説明書に沿って正しく使いましょう。

自宅で使える美顔器の中には、超音波美顔器をはじめ、イオン導入美顔器や、LED美顔器などさまざまなタイプの美顔器があります。ここでは、代表的な美顔器の種類と使い方をそれぞれ詳しくご紹介します。

 

3-1.EMS美顔器

肌のたるみや、フェイスラインの崩れでお悩みの方におすすめしたいのが、EMS美顔器です。

EMS美顔器は、微弱電流を皮膚に流すことで、表情筋に直接刺激を与えるというものです。電気刺激によって表情筋が鍛えられるので、フェイスラインの引き締め効果や、リフトアップ効果などが期待できます。また、EMSの刺激は、肌の真皮層に働きかけるので、コラーゲンの生成を促し、シワやほうれい線などの年齢肌にもアプローチしてくれます。

専用ジェルを使うことで、電気伝導を良くしたり、肌への摩擦を軽減させたりといったメリットがあるので、ジェルやクリームを用意しておきましょう。使用頻度は、1~2日に1回、1回につき10分程度が理想です。

使い方のポイントと注意点

  • 取り扱説明書を必ず確認してから使う
  • 機器に適した専用のジェルやクリームを用意する
  • 使用頻度を守って使う
  • 使用可能な部位を確認しておく

EMS美顔器の商品ページ

 

3-2.RF美顔器

RF美顔器は、ラジオ波美顔器とも呼ばれる美顔器です。電磁波によってジュール熱を発生させ、その熱を肌の角質層に行きわたらせることで、肌の内側を温めて血行を促進したり、コラーゲンの生成をサポートしたりします。

肌の血行が促進され、巡りが良くなることで新陳代謝が高まり、老廃物の排出も促されるのでむくみの緩和や、肌のトーンアップ効果などが期待できます。

RF美顔器の使い方は、肌に密着するように機器を押し当てて、フェイスラインを引き上げるように動かすだけなので簡単です。ほうれい線やしわなどが特に気になる場合は、その部分を伸ばすように動かします。週に3回、1回につき10分程度を目安に使いましょう。

使い方のポイントと注意点

  • 肌に密着するようにヘッド部分を押し当てる
  • 摩擦予防のためにジェルやクリームを使用する
  • 肌のコンディションが悪い時は使用しない

 

3-3.イオン導入美顔器

イオン導入美顔器は、微弱電流を流すことで、美容成分の浸透率を高めるというものです。肌の状態を中性に近づけ、美容成分の浸透を手助けするので、美容液やクリームの効果をより高めてくれます。

イオン導入によく用いられる成分は、ビタミンC誘導体やプラセンタ、トラネキサム酸などです。イオン導入美顔器との相性がいい成分なので、これらの成分が含まれた化粧品と併用するのがおすすめです。また、美顔スチーマーをお持ちの方は、予めスチーマーで温めておくと肌が柔らかくなるので、さらに美容成分の浸透率がよくなるでしょう。

使い方は洗顔後、顔にコットンやフェイスマスクをはりつけて、その上から機器を押し当てます。週に1~2回、1回につき10秒を目安に当てましょう。

使い方のポイントと注意点

  • 肌に合わない成分は使用しない
  • 妊娠中は使用を控える

 

3-4.ウォーターピーリング美顔器

ウォーターピーリング美顔器は、普段の洗顔やクレンジングだけでは落としきれない汚れを除去する機器です。肌が濡れた状態で機器を当てると、超音波の振動によって水がミスト状になり、毛穴の奥に詰まった皮脂や角栓を掻き出します。

価格も手頃なものが多いため人気が高く、毛穴汚れや黒ずみなどの毛穴ケアでお悩みの方におすすめの美顔器です。肌のターンオーバーも促進されるので、ニキビや毛穴詰まりといったトラブルの起きにくい、健やかな肌環境へと導いてくれるでしょう。

使い方も簡単で、肌をしっかりと濡らした後に、ヘッド部分をゆっくりと滑らすように当てます。当てる角度は、30度くらいが汚れがもっとも取れやすく、肌を傷つけにくいので、角度も意識してみてください。週に2~3回、1回につき10分程度の使用が目安です。

使い方のポイントと注意点

  • 急がずゆっくりと動かす
  • 肌は十分に濡らしてから使う

ウォーターピーリング美顔器の商品ページ

 

3-5.LED美顔器

近年、注目を集めているLED美顔器は、LEDの光を肌に照射することで血行の改善や、肌細胞の代謝の活性化などが見込める美顔器です。いわゆる光照射エステのLED版で、エイジングケア効果などが期待できます。

LED美顔器の場合は、ライトの色によってそれぞれ効果が異なります。

  • 赤色LEDはコラーゲンの働きをサポートする
  • 青色LEDは皮脂のバランスやキメを整える
  • 緑色LEDは肌のリズムやコンディションを整える

洗顔後、化粧水をつける前に、顔の内側から外側、下から上の順番を意識して照射しましょう。週に1~2回、使用時間は1回につき5~10分程度が目安です。

使い方のポイントと注意点

  • 化粧水やクリームの前に使用する
  • 本体から出る光を直視しない

特に、LED美顔器に使われている青い光は、非常に強い光なので、直視すると頭痛や視力低下を招く危険性があります。目元をケアする際は、目を閉じた状態で行いましょう。

 

まとめ

美顔器は、説明書に記載された使用法をよく守り、洗顔後・入浴後など肌が柔らかくなっているタイミングや、睡眠により相乗効果を期待できる就寝前に使いましょう。また、美顔器にはEMS・RF・イオン導入などさまざまなタイプの商品があります。自分の肌悩みに合った機種を選ぶことが大切です。

アーリーバードオンラインでは、EMS美顔器やウォーターピーリング美顔器など複合的な機能を持つ美顔器を複数取り扱っています。自分に合った機種を見つけたい方は、ぜひ商品をご確認ください。

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